技術者ワーママ こころとからだの修理日記

技術職のワーママです。初期乳がん見つかったりうつになったり。でも何とか生きてます。

入院二日目(手術開始まで)

ついに手術当日です。

当日の朝

緊張はしてたものの、それなりには寝られました。院内ではWi-Fiが使えるので、機内モードにすればメールやネットは使えます。お腹すいて暇なので仕事のメールとか見てました。

朝も食べられないのでとりあえず身支度をします。コンタクトレンズはできないので眼鏡です。

入院時に用意したものに追加で、T字帯(ふんどしっぽいやつ)を売店で買って用意しました。あと、手術着と血栓防止用のソックス(メディキュット的なアレ)を看護師さんに渡されました。

 

病室の人と軽くお話ししました。その方は明日退院。院内図書で本が借りれるよ~と教えてもらいました(週1で来るらしい)。明日会えるといいねぇ、と話しながら行ってらっしゃい、と言ってもらいました。こういうやりとりは嬉しいです。

 

そうこうしているうちに手術付き添いの夫が到着。8時に来るように言われていたので多分早起きしたのでしょう、着いて早々「何かすることある?」と聞かれ、まだないと答えるとパイプ椅子で寝始めました、オイっ(苦笑)。まぁピリピリされるよりこれくらいがちょうどいいのかも。付き添いとしての機能があるかは微妙です。

 手術室へ

手術着に着替え、血栓ソックスを履いて待機。看護師さんが迎えに来ます。途中まで夫も一緒に行きますが、手術フロアには付き添いは入れないのでエレベーターで別れます。この時も夫は緩い反応、大丈夫だと思ってたけど、万が一私に何かあったらどうするんだろうとこっちが心配になりました。

f:id:KOMOMON:20190518213953p:plain 

そして手術フロアへ。普通に手術室まで歩いていきます。たくさん並んでいる手術室の一つに案内されて待機です。スタッフの方は10人くらい、思った以上にたくさんいてビックリです。昨日エコー撮ってくれた女医さんも対応してくれるようです。関西弁の陽気な先生です、軽くハグして励ましてくれました。嬉しい。

 見学者?

ここでちょっと気になることが。

どうやら海外の病院から見学のお客さん(おそらく外国人医師)がこの日いたようです。今手術準備をしているのは、私と3つ先の手術室にいるおばあちゃんの2か所。さっきの女医さんがお客さんに向かって英語で「今から手術始めるのはこっちとあっち。こっちの手術は全摘と背中の同時再建、あっちは○○(専門用語で分からん)やるけど、どっちがいい?」と聞いている様子。そのお客さん、しばらく考えて「こっちにする♡」って来ました。なんかどうせ見るなら若い方がいい的な感じで選んでない(疑)?私も仕事でお客さんが見学しに来ることがあるけど、大体トラブル起きるよね。嫌な予感しかしない。。

 手術説明

 それはさておき(私には何も出来ないので)、手術室の入り口で手術の説明です。主治医の先生から私の名前の確認、手術内容の説明を全員立ったままやります。なんだか変な感じ。

ちなみに手術の概要は、乳頭と乳房を全部摘出して、そこに背中の組織を持ってきます。分かりにくいですが、背中の組織を脇の下を”くるりんぱ”して通して胸に詰めて縫い合わせる感じ(乳房再建ナビより図は引用)。

 

背中の組織による乳房再建術

 

こんな感じで説明確認したら手術室に入ります。手術台の上に横になり、体制を整えます。私の場合は胸と背中の両方を手術するので横向きで固定。不安定にならないように色々挟んで固定します。長時間同じ体制にするので慎重に確認されました。

 手術開始

体制が整ったところで全身麻酔です。女医さんが「全身麻酔ってすっごいすっきり眠れるらしいよ~」と言いながら麻酔かけてくれます。看護師さんが「ちょっとしみますよ~」と声をかけられましたがホントにしみます、結構痛い~と思ったら意識がプツっと切れました。ホントにテレビとかである真っ暗になる感じです。

 

次回は手術後のお話になります。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村