技術者ワーママ こころとからだの修理日記

技術職のワーママです。初期乳がん見つかったりうつになったり。でも何とか生きてます。

うつ発症の経緯 ーRPG仕立てー

前回お話ししたように、ワーママとがん患者には色々働く上で制約があります。今回はこの制約をRPG(ロールプレイングゲーム)のキャラ、うつに至るまでの話をRPGのストーリーに例えて説明したいと思います。意味分からなかったらすみません。雰囲気です。

(色々事情があって詳細の話は出来ないので・・・いつか転職したら話しマス)

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ワーママをRPGで表現すると

例えば、あるRPGで魔王を倒すために4人のチームを作ることになったとします。マネージャーが勇者とすると、チームメンバーを3人選べるわけです。

 例えば新卒がレベル1、初期装備の戦士だとします。まぁ、かばいながら育てましょう。とりあえず体力はあるので回復を怠らなければ戦闘不能にはなりませんが、当分戦力にはなりません、というイメージです。

 次に若手の独身社員、状況に応じて攻撃や回復魔法を使い分けます。そこそこの強さで、時間をかければ大抵の敵はやっつけてくれます。

ではワーママのイメージ。例えば魔法使い、レベルはそこそこ高く、色々攻撃魔法を使えます。しかし、彼女は「毒」「眠り」「魔法が使えなくなる」などのステータス異常が良く起こります。そして強敵などとの戦闘中、戦闘が長引いてきたときに突然いなくなってしまうことがあります。普通の状態であれば問題がありませんが、もしボスキャラなどと戦っているときにいなくなったりするととても困ります。いざというときのことを考えると勇者としてはなかなかチームメンバーには入れたくないのが本音です。これにがんが加わるとステータス異常の頻度がさらに上がるイメージですね。

魔法使いの生き残り方

ワーママとしての生き残り方は大きく2つです。

①「ステータス異常や突然いなくなることがあるので、ボス戦には出られません。その代わり、みんなが戦いやすいようにサポートする役割をします。」

②「戦闘中に、他のキャラクターを応援で呼ぶことが出来ます。だから、私が戦えなくなったとしても、チーム全体の戦闘力を落とすことはありません。」

私の場合は②のケースです。私は従来戦闘に加わらないキャラクターを仲間に出来る特殊能力を習得していました。そのため、私がいない間も呼んだ仲間が代わりに戦ってくれるので、チームメンバーとして戦うことが出来ます。ちなみに②には実家のばあばに育児協力要請をして、自分が残って働く、というパターンもあります。

このようにして何とかやっていたのですが、予想外の事態が起こるのです。ここからはストーリー仕立て(たとえ話)でお送りします。

隣国に魔王の手下が現れた

ある日勇者は王様に呼び出されます。隣国に魔王の手下が現れた。既に多くの戦士が戦闘不能になっている。隣国の王から応援として戦士を連れてきて欲しいと言われた。勇者はこの国を守らなければならない、隣国に送るメンバーを決めて教えてくれ、と。そして、魔法使いが隣国に送り込まれたのです。

隣国の惨状

隣国にもかつて勇者はいました。ところが、魔王の手下によって勇者は封印されてしまっていました。数多くの強者たちはいなくなってしまい、生き残りの戦士たちの目からは希望が失われていました。

 魔法使いは新しいチームのリーダーである戦士にこれからどうすればよいのか問いかけました。彼は魔王を倒しに行く、と言います。でも今はまだ魔王と戦えるほど強くはありません体勢を整えるための作戦を立てましょう、と提案しても、「王様が魔王を倒してくれと言っている」とうわごとのように繰り返すばかり。他の仲間は?と聞くと、遊び人を二人連れてきました。これではお話になりません。頼ることを諦めました。

 魔法使いは自分が仲間にしたキャラクターと戦いの旅に出ます。魔王と戦う前にこの国を支配している手下を倒さなければいけません。敵と戦い、レベルを上がながら隣の町に新しい仲間を探しに行きました。魔王の手下と戦うときには協力してもいい、という別のチームを見つけることもできました。

 しかし、隣国に戻り戦士に新しい仲間の話をしても全く取り合ってもらえませんでした。それどころか、勝手な行動をしたことについて非難されるばかりです。そうこうしているうちに、魔王の手下は再びやってきます。あぁ、もうこれ以上はここで戦えない、と思ったときに魔法使いはもといた国の仲間を思い出し、歩き出しました。

そして亡命

そして魔法使いは元の国の勇者のもとを訪ね、助けを求めました。大きなダメージを受けていた彼女に、医師は当面の間休養し、隣国には戻らないよう告げました。勇者は国王に隣国の状況を話し、魔法使いをこの国に戻す許しをもらいました。魔法使いはまだ眠りから覚めていません・・・

 

結局のところ

例えが分かりにくくてすみません。要はチームが変わったらうまくいかなくなって、うつ発症して医者に「それ今の職場環境のせいだから休職して戻してもらえ」って言われたんです。でもただのワガママってわけじゃなくて、なかなか劣悪だったのよ、っていうのが伝わったら嬉しいです。。。後日談もこんな感じでやってみようと思ってます。もしアクセス数だだ下がったら例え方考えます。。。

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