技術者ワーママ こころとからだの修理日記

技術職のワーママです。初期乳がん見つかったりうつになったり。でも何とか生きてます。

産業医は味方・・・だよね?

私の職場では、休職前に産業医との面談が必要になります。メンタル休職者にとっての産業医はどんな存在なのかについて書きたいと思います。 

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 産業医面談の位置づけ

主治医に休職するようにと指示されたため、休職の手続きを開始して、いつから休職するかを決める必要があります。どうやら病院に行く前に職場の産業医と面談を行うのが本来の進め方らしいのですが、今回は先に主治医から休職の診断書をもらっていたので、うつ発症の経緯と主治医に言われたことを伝える場として設定しました。人事に休職手続きの書類を出す前に一声かけてね、と言ったところでしょうか。

面談の内容

職場環境の話

職場環境については一通り説明しましたが、そもそも私が移ったチームは環境が悪いことで有名だったので、産業医も「まぁ、あそこはね~」と私のうつ発症についても同情的でした。主治医から言われた「元に戻してもらえ」ということについても「それがいいかもね」と理解を示してくれました。ちなみに、チームメンバー(ポンコツ)が一人突然戦線離脱したのですが、それについても「アイツは相手にしなくていいよ、大変だったね」と同情されました。自分の置かれていた状況が良くないとは認識していましたが、客観的にもよくないことが確認できたのでちょっと安心しました。

乳がんや夫のうつの話

以前乳がんの治療で休んだ後、復帰のタイミングで同じ産業医の方と面談をしたので、体力の問題については認識されていました。また、夫のうつについても知っていたので、「旦那さんのことや、病気になったことも原因のひとつ?」と聞かれました。直接の原因ではないけど、当然体調を崩す遠因の一つではあったので、そういうことも色々重なって耐えられなくなったんだろうね、という話をしました。

まさかの宿題

 問題はここからです。この「うつになっても仕方がない劣悪環境」で上司に追い詰められた状況を理解してくれているにも関わらず、休職する前に一つ宿題をもらいました。

 

恐らく私がそれだけ大変な状況だったということを、上司は理解できていなかったはず。言っても理解できないからと黙って色々やってあげてしまうと、そのことに気づかないまま離れてしまうことになる。直接一度上司と話をしてどうしてあなたがこんなに追い詰められてしまったのかをちゃんと話したほうがいい。その方があなたもスッキリしてスムーズに復職できると思うし、新しい被害者が出るのを防げるかもしれないから。

 

とのこと。

 ・・・多分だけど、話して理解できる人だったらここまで事態が悪化してないと思うわけですよ。でも、それを産業医に話しても「まぁほとんど伝わらないとは思うけど、一応言っとこうよ」みたいな反応。産業医には復職時の許可をもらう必要があるので、ここで拒否すると後引きずるよね、って考えると無下に断ることもできず、半ば強制的に上司との面談を設定することになりました。。。これは次回お話しします。

まとめ

ということで、少なくとも私の職場においての産業医は、

基本的には味方だけど、職場環境が劣悪だったと知っていても、改善のために何かしてくれるような存在ではなく、日和見的なポジション。ただし、スムーズに復職しやすいように気は使ってくれるので復職を前提としているのであれば良好な関係を維持した方が良い相手

だと思いました。会社に雇われてる人だから、会社と揉めるわけにはいかないし、あたり前っちゃ当たり前なんですけどね。。産業医と面談する場合にはこのことを頭の片隅に置いておくといいと思います。

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