礼服問題その2
先日の続きです。
※今回も不謹慎と思われる方もいらっしゃるかもしれません、礼節を重んじる方は読まないで頂ければ。。
髪の毛が伸びていて、少し色が抜けて明るくなっていたので、短く切るついでに染めてもらおうと美容院へいきました。身内に不幸があり葬儀に行くのにふさわしい髪型にして欲しいとお願い、先日の話を美容師さんにしたら妙に盛り上がったのでその話をさせてください。
女性の礼服の話はやっぱり違和感あるよね〜、と一通り盛り上がった後、美容師さんに素朴な疑問的に言われた事に戦慄を覚えました。
「親族といえば、
よくお葬式に行くと
親族の女性が揃って和装
ってイメージだよね。
あれはみんな持ってるの?
レンタル?
着付けとかどうしてるんだろう?」
はっ…確かに着てる。
少なくとも私は持ってないですね〜。
どうなんでしょうね〜、と言いつつ急に不安になりました。
実は故人はいわゆるお作法に厳しそうなお家柄(ちなみにウチはその家系とは直接関係ないフツーの小市民でふ)、暗黙の了解で親族は和装でしょ的なものがあってもおかしくない気がしてます。
特に喪主に近い親族で年配の方は和装が多いけど、
あの線引きとかってあるのかしら?
もし礼服で行って、
あらお着替えまだ?
あちらの部屋に
着付けの方がいるから
着替えていらしたら?
なんて言われたら…
って考えたら怖くて仕方ありません。。
そんな事はないと思うけど。
その話を夫にしたら、
そしたら帰る (# ゚Д゚)
って言われて逆にほっとしました。。
子供も連れて行かないといけないし、お焼香とかどうしよう、とか。
お悔やみの言葉も正直自信がなかったり。。。
いっそのこと無宗教のお別れの会にしてはくれまいか、
などと本末転倒な感じになってきます。。。
大切なのは故人を偲ぶ気持ちですよね、うんそうだ。
他に美容師さんと話していてドキッとしたのが、
親の葬儀をどうするか問題。
私の父は遺骨は粉になるまで焼いて
海にでも撒いといて、
と言ってたけど、お墓はある。
美容師さんもお母様に似たような事言われたそうで
葬式は一番安いのでいいわ、って。
葬儀も安いのでいいとは言われたとしても、
それなりに交友関係が広かったりすると
家族葬でひっそりって許されるのかしらとか。
後で周囲に苦言を言われたりしたら後悔しそうとか。
遺言で書いても色々揉めるみたいだし。
と、色々考えるとキリがない。
自分が乳がんになった時に、
自分がもし死ぬ場合どうすべきか
をものすごく真剣に考えたことがありましたが、
手術が終わって少なくとも当分安心、
という状況になって、
親を見送ることになる可能性が高いことを
忘れていたことに気づきました。
まだまだ両親は元気ですが、
だからこそ、
こういうことも聞いておいた方がいいのかも、
とも思う今日この頃です。
何だかんだ歳なんだなぁ・・・。