技術者ワーママ こころとからだの修理日記

技術職のワーママです。初期乳がん見つかったりうつになったり。でも何とか生きてます。

ワーママがまとまった休みを取るためには(入院と療養)

こんにちは、KOMOMONです。

タイトルに技術者ワーママって入っているのに、ワーママ感ゼロなので、ここらで仕事と療養の両立について書いておこうと思います。

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初めに伝えるタイミング

乳がんが検査で引っかかってから、入院にこぎつけるまで約半年かかっているのですが、当然通院やら検査やら受けないといけなかったので、会社に黙っているわけにはいきません。MRIの結果が出た段階で、上司+そのまた上司に「実はお話が」と言って呼び出し、カミングアウトはしておりました。ちょうど年度が明けた後で、業務計画を調整できるタイミングだったからです。

 

その時点で伝えたことは

・初期の乳がんと診断されたこと

・だけど全摘と言われたので年度内に手術の可能性があること

・手術以外の治療(放射線や薬物療法)についてはどうなるかわからないこと

 の3つです。

 上司は二人とも身内に大病を患った方がいたようで、治療を優先するようにと理解を示してくれました。とてもありがたい話です。もともとある程度自分で業務をコントロールしやすい体制にはしていたのですが(これについては数年かけて整えました。詳しくは後日触れたいと思います)業務計画についても、ある程度余裕のあるスケジュールに調整し、必要に応じて協力を依頼できるメンバーについて相談に乗ってくれました。

業務の調整

 それから数か月後に治療方針が決まり、入院、手術のスケジュールについて伝えました。自宅療養の期間も考えると1か月程度休む必要があります。休職する手もあるのですが、手続きに手間がかかる割に期間が短いので有給消化で乗り切ることにしました。

 全体のスケジュールの中で、それぞれの業務を二つに振り分けます。

・療養期間の前後にずらせるものは対応

日程が動かせないものはギリギリまで進めて、具体的な指示をまとめてサポートしてくれるメンバーに依頼

念のため何かあればメールは確認できるので、何かあれば連絡ください、と伝えた上で入院直前までに前倒しで処理できる仕事をひたすら片付けました。

  まぁ仕事は何とかなりました。この時は恵まれた環境だったので。

家をどうする?

 あとは家の問題です。正直こちらもタイミングは悪くなかったのです。

実は当時夫がうつやって休職中で家にいました。この時は症状は回復していて主夫やってくれてました。職場環境が悪くて主治医に状況が良くなるまで休んどけ、と復職止められてたんですよね(汗)。まぁ色々重なるもんですよ。

そんな状況だったので、子供は夫に見てもらうことにしました。ちなみに夫がいなければ、義母か実母にサポートをお願いしようと思ってました。

 

 夫はご飯は作れます(むしろ私より上手いくらい)。掃除も得意。洗濯は子供にも手伝わせていたので大丈夫。ただ、子供のこまごました世話や学校の対応は当然のようにピンときていません。

子供のケア

 ということで、私の入院中に、最低限やらなければいけないこと(宿題みるとか、連絡帳をかけとか、毎朝持ち物をチェックしてとか)をリストアップして、それを夫に見せて実際にやることを確認してから入院することにしました。

 うちの子は発達が少し遅く、学校では個別支援級にいます。おそらく私の入院中は子供が不安定になる可能性が高いので、支援級の先生にも事情を話して入院期間を知らせておきました。

 

 こんな感じで思いつく範囲にお願いすることをまとめて伝えました。バタバタでしたが割とスムーズに入院までこぎつけました。

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