技術者ワーママ こころとからだの修理日記

技術職のワーママです。初期乳がん見つかったりうつになったり。でも何とか生きてます。

集めるな キケン

職場で今気になっている話です。

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異変

 復職して、前から続けていたメインの仕事は外れることになったのですが、それでも仕事はザックリ3つ。そのうちの一つの業務について、昨日あることが発覚しました。

「プロジェクトに関わっている人が全員ワーママ」

これだけ聞くと、まぁそういうこともあるよね、って思うかもしれませんが、タイトルにもあるように技術職です。ちなみに職場の女性比率はザックリ2割くらい。普通に考えて、意図的に集めないとあり得ないチーム構成なのです。以前は男女比率半々くらい。政治的なニオイがします。

集めたがる人たち

 基本的に、ワーママは時間的な制約がある人がほとんどなので、少なからず制約なしの人たちに比べて扱いにくいと思われることがあります。それは仕方がないことなので、私たちワーママはそのネガをコミュニケーションだったり、業務効率を上げたりすることで埋めて、周囲の信頼を得ているわけです(人によってはありのままで受け入れられるケースもありますが、後にもめる原因となります)。

 しかし、女性の有効活用を推進したい会社の方針に忖度し、過剰に女性を活用したがる人がいます。「女性を活用していることをアピールして早く出世したい」野心家の方々です。残念なことに、この方々は集めてきた女性社員を大切にしていい仕事をしてもらおうと考えているわけではないため「とりあえず集める」だけ集めて、自分が目立つとその後放置して別のところに行ってしまいます。何て迷惑な人たち。

集まるとどうなる?

今回の「ワーママ」の場合はまだどうなるか分かりませんが、基本的に男性比率の高い組織にいる女性を集めるとたいていトラブルが起きます。なぜならオッサンに囲まれている環境が当たり前だったのが、女性同士だけの環境に置かれると、どうしていいのかわからなくなるからです。

 また、技術職にも女性にも限った話ではありませんが、稀に超強烈な個性の持ち主がその中に含まれることがあります。こうなると危険です。特に「周りにチヤホヤされて育ったワガママ女性社員がそのままオールドミスになり女性集団に放り込まれる」凶器と化します。過去同じように女性が固められたチームでチームが解散に追い込まれるほどの大問題に発展したこともありました。いやはや恐ろしい。。。その時は結局問題の人が飛ばされ、人数半分くらい入れ替えて、適正な男女比率でプロジェクトが再始動してました。未だにトラウマです。

言いたいこと

今でも女性の有効活用が、とか色々言われていますが、後押ししてくれるのであれば責任もって後押しして欲しいのです。持ち上げておいて「あとは自己責任ね」と梯子を外すなら、初めから自分らしく働ける範囲でやらせてくれよ、という話なのです。以前うつになる前に喰らった「キミナラ出来る」と根拠なくはっぱをかけるのも同じことだと思うのですが、社内政治の道具に利用するのはやめていただきたいと願っています。だからワーママだけのチームとか怖すぎなのでホントやめて。。。解散を祈ることにします。

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