徹夜。3Dプリンタのトラブル回避法
すみません、今日も完全にその筋の方向けの記事です。。。
先週、我が子に3Dプリンタ出力リクエストされたコップ。意を決してリベンジしております。
まず、今プリンタの中で我が物顔でとっちらかってるフィラメント(プラスチックの線、原料です)を然るべき所に収める作業をしなければなりません。
元々フィラメントはガイドチューブの中を通すので、ガイドチューブがちゃんと機能していれば入口に挿せばあとはマシンにお任せ、なのですが、
ウチの子は基本入りません。
まぁ、頂き物だし。。。
どうもね、ガイドチューブからノズル(樹脂を溶かして形を作る部品)に繋がる所が曲がってて、上手く入らないみたいです。
で、色々試した結果、
先にフィラメントをノズルまで押し込んでおいて、後からガイドチューブを合わせて固定する
という方法が一番確実でした。
①ガイドチューブの先から10cmくらいフィラメントを出しておいて、ノズルまで届くように押し込む(スッと入る角度があるので探りながら押し込みます)
②ノズルの所に貼ってあるcautionの板を剥がす(自己責任)
③ノズルパーツにフィラメントが刺さってる事を確認する(ちらっと白いのが見えてます)
④ロードフィラメント(フィラメントを溶かしてちゃんとでてくるようにする)でノズルからタラーっと線が出てくることを確認する
⑤最後にガイドチューブを押し込んで、針金やタイラップなどで固定。
タイラップの方が外れにくいのですが、針金の方がメンテが楽です。
はい、これで何とか動く状態に。
さて、勝負はここからです。
先日のコップを出力します。
前回より短時間にしようと工夫しましたが、それでも予定時間は17時間。大抵予定時間はオーバーするので丸一日仕事になります。
しかも、放っておいて途中で失敗すると初めから😱
フィラメントも1000円分以上使う大作なので失敗するわけにはいきません。
でも開始は夕食後。徹夜確定😑
出力で失敗するのは大きく2つ。
⑴最初にステージにフィラメントがくっつかず、糸くずの山みたいになる
⑵途中でフィラメントの供給が途絶える
それぞれの対策は.
⑴ステージにシートをきちんと貼る
+ラフトとサポート(作成物の空間を支えるメッシュのようなもの)はケチらないで作る
⑵フィラメントが途中で足りなくならないよう充分な長さのものを準備する、途中で切れないように定期的に確認する
⑴ははじめの30分から1時間程度見てれば大丈夫です。ここを越えれば少し楽になります。
ただ、⑵は油断してると突然起きます。
良くあるのが、フィラメントがねじれて上手く送れない状態になっていて、気がつくとノズルが空のまま動く状態。
あとはガイドチューブが途中で外れて、フィラメントがノズルに入らずに機械の中でとっちらかる状態。
いずれにしても、数十分おきに確認が必要です。
とりあえず、はじめの関門は通過しました。
一回、フィラメントがねじれて絡まってしまったので、一度止めてフィラメントを入れ直しました。何とか続きからできたのでセーフです。
ちなみに、おふろ入ってる間見ておくように夫に頼んだのですが、出たらいなくなってて(子供と寝た模様)、しかもガイドチューブが外れてました。幸いまだフィラメントがノズルまで残っていたのでなんとかなりましたが、全くもって戦力になりません。おいコラ☹️
そんなこんなで、頼れるのは自分だけの徹夜です。
ちなみにフィラメントはホルダーがないので、針金ハンガーでとりあえず自作
そのうちちゃんとしたやつ作るか買うかします。
ではちょっとだけ仮眠…失敗しませんように。