新しい乳がんの検査方法
久々に乳がんの話題です。
今日、新しい乳がんの検査にマイクロ波を使った技術のプレスリリースがありました。神戸大学のベンチャーや大手企業が共同で開発するようですね。
どうしても治療法が注目されがちですが、検査方法もとても大切です。
この検査手法はがん細胞がマイクロ波を反射する性質(そんな性質があったんですね)を使った検査方法のようです。
個人的にとてもこの手法には期待しています。何故なら、私はDCIS(初期の非浸潤性乳がん)で、広範囲にがんが広がるまでマンモグラフィーで分かりませんでした。MRIでもっと早く精密検査をしていれば、全摘をせずに済んだかもしれませんが、実際には病院で勧められることもありませんでした。DCISのうちは血液検査も引っかかりません。
でも、簡単に(恐らく低コストで)検査ができるのであれば、DCISの初期でも検出できる可能性があります。エコーやマンモの代わりに採用されれば、初期のうちに見つけて少なくとも手術するかどうかを判断することが出来ますし、授乳中の期間でも検査できるはずです。
もちろん早期に発見されることで悩む人も増えるかもしれません。それでも、自分でどうしたいか決められるうちに見つかることはとても重要だと思います。
是非この技術が実用化されて、少しでも多くの人が抵抗なく検査を受けられるようになることを願っています。そして私も検査してもらいたいです。